離婚の財産分与における不動産の評価の方法
離婚事件においては、共有財産としての不動産の時価については、不動産業者の無料査定書を証拠提出することがよく行われています。
不動産の価格の多寡により、財産分与額が大きく異なるケースもあるため、このような場合には、2・3社程度の査定書を準備した上で適宜有利な主張を行っていくことになります。
どのような方法で財産分与を自身が望むか、相手が望んでくるかによっても判断が変わってくることもあるため、不用意に不動産の額を主張して後で不利になってしまったり、実際の時価と齟齬が出たりするなどして無用な損をしないようにする必要があります。