解決事例38(10数年前の不貞行為が問題とされ、調停を経て、離婚訴訟で和解で離婚できたケース)

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(事案の概要)
夫・妻30~40歳代。子なし

(解決までの流れ)
この依頼者の方のケースでは、10数年前の夫の不貞行為が問題とされ、別居から長期間が経過しているものの妻が離婚に応じないのでなんとかしてもらいたいということでご相談・ご依頼頂きました。
このケースでは、夫の有責性が問題となっていたものの、同居期間が比較的短期であり、また別居から長期間が経過していること、また未成熟しもいない状況であったため、訴訟によっての解決もできうるものとして、まず話し合いでの解決を図りました。
離婚調停では解決金の交渉を行いましたが、妻側の要求が非常に高額であったため、合意に至らず、訴訟により解決を図ることとなりました。
訴訟の中では、夫婦関係の破綻についても争われましたが、上記のような重要な事実関係とともに、夫婦関係が破綻している主張・立証を丁寧に行い、その結果、解決可能な範囲の解決金の支払いとともに離婚を前提とした和解を行うことができました。

(弁護士が頭を使ったポイント)
事実関係及び裁判に至った場合の法的見込み・可能性を踏まえ、交渉時より解決金が低額になるよう交渉を行いました。裁判においては、詳細な主張・立証を行いながら、裁判官の心証を離婚に傾け、その状況でなるべく早期に離婚を行いながら、無用に訴訟が長期化しないように配慮しながら訴訟を行いました(婚姻費用の支払いの問題もあるため)。

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