慰謝料の金額(暴力、DV事案)

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こんばんは、弁護士の窪田です。

今回は慰謝料の金額、特に暴力・DVの事案についてです。

これについては、その暴力や暴言の度合い・悪質性・傷害の結果の重大性、支払う側の資力等によっても金額が変わってくるかと思います。

一般的な慰謝料の金額として200・300万円とは言われますが、殴る・蹴る等の暴行がなされ、傷害の結果が生じているようなケースでは、比較的より高額な300~500万円程度の慰謝料が認められることが多いと考えられます。

暴行の程度が非常に悪質な場合は判例の中には、入通院慰謝料だけでなく、後遺障害慰謝料、逸失利益についても認めた裁判例もありますが、どちらかというと例外的な事案ではあるでしょう(大阪高裁平成12年3月8日)。

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