弁護士に依頼する時期

このエントリーをはてなブックマークに追加

こんばんは、弁護士の窪田です。

今日は、いつ弁護士に依頼するべきかという点についてです。

この点については、なるべく費用がかからないほうがいいけど、どうしても必要なら依頼したいし、と悩まれる方も多いと思います。

結論的にいうと、一般的に
・訴訟については、弁護士にご相談頂いた方がよい
・交渉や調停段階で依頼すべきかは事案ごとによる
ということになるでしょうか。

まず訴訟については、法律的なポイントを理解しながら、その重要なポイントに影響する事実関係を主張し、それについての証拠を整理して提出する必要があります。単純に、整理した文章を作成するという意味においても弁護士にご依頼された方がよいですし、また上記の通り、法的なポイントを理解した上で、という点も重要ですので、訴訟については弁護士にご依頼いただいた方がよいです。

次に、交渉や調停についてですが、例えば、離婚すること自体を一方が完全に争っていたり、親権について激しい争いがある場合には、通常話し合いとしてはまとまらず、交渉や調停もあまり実際的にはなされないままに終了し、訴訟で争うということになりますので、この場合には訴訟から依頼されるということでもよいかと思います。

次に、財産分与の点などで、争いがあるようなケースでは、調停などでも適切な交渉を行っていく必要がありますので、ご依頼されることをおすすめします。

あとは、裁判になると離婚原因としては認められない可能性が高いが、どうしても話し合いにより離婚を目指したいというケースにおいては、早期に弁護士のサポートのもと、相手方に理解してもらい離婚ができるように条件を検討する必要があるため、早期にご依頼いただいた方がよいかと思います。

ますは、一度ご相談頂ければ、どういう形で弁護士に依頼される方が、ご相談者にとってもいいかについてもアドバイスさせて頂きますのでぜひ一度ご相談ください。

コメントは停止中です。

サブコンテンツ

お問合せ

このページの先頭へ