解決事例33(妻から夫に対し脅迫的言動がなされたことに関し弁護士が介入し調停離婚を成立させたケース)

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(事案の概要)
・夫・妻30代。子二人

(解決までの流れ)
この依頼者の方のケースでは、妻から夫に対し、脅迫的な言動がLINE等であり、夫がおびえている状況があることから、弁護士が介入して直接の連絡を行われないようにしました。
依頼者としては、早期に離婚を成立させたいという強い希望を有していましたが、妻の言動からして、円滑な話し合いは期待しにくい状況でした。
しかし、当事務所において離婚調停を申し立てたところ、妻側も代理人弁護士をつけ、その後、調停の中で、円滑な協議ができないようであれば妻側の脅迫的な言動を理由として粛々と離婚を求めるという対応を続けたところ、家の明け渡しと解決金の支払いを含む内容で早期に合意に至ることができました。これにより、依頼者は、希望していた家の売却を行った上で解決金の支払いを行うことができました。
もともと、離婚協議が円滑に進みにくいことを想定していたため、想定外に早期に解決したことで依頼者の方は非常に満足して頂きました。

(弁護士が頭を使ったポイント)
脅迫的言動を行う相手方に対し、毅然とした対応を行った後、相手方代理人が就任したことで、円滑な合意の道が見えた際に、早期解決のための話し合いの雰囲気が壊れないように注意しながら、その解決のタイミングを失わないように気を付けて交渉しました。
交渉というのは解決のタイミングを逃すと無用に解決までの期間が延びたり、解決できなくなるようなこともあります。このような点も踏まえた上で意向は検討・決定していく必要があります。

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